煙突作製に飽きたので、ミミにとりかかる。
ミミは各パァツの切斷と折りを正確にしないと
最後に帳尻が遭はなくなる。
ヒレはミミより手間がかかる。
ヒレ1個はたつた2枚の部品から構成されてゐる
のだが、ヒレのホネの膨らみを表現するため、
紙に膨らみクセをしつかりとつけなければならない。
ヒレの平面部分とホネの境目の谷折りもしつかりと折る。
ホネを丸く膨らませて、ヒレ平面部分をべつたりと
貼り合はせ、次のホネを膨らませ、ヒレ平面部分をべつたりと
貼る作業を4囘ほどやつて1つの骨付きヒレが完成する。
雪降る越州にてナイフの手をとめ、
この「ハウルの動く城ペーパークラフト」を實際に
買つたひとはこの世に何人くらゐゐるのだらうかと
ふと思ふ。
そのうち何人がナイフ片手に作り始めたただらうか。
そして何人が完成に至るのであらう。
日本酒のみながらエイヒレが喰いたくなった。
エイヒレはこれね。
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あぶって食べます。マヨネーズと一味唐辛子をつけるのがおすすめです。