「ジブリの立体建造物展」です。
2016年4月16日(土)からやってるんですが、ようやく見に行ってきました。
会場は
長野県信濃美術館(第1・2・小展示室)
長野市箱清水1-善光寺東隣 城山公園内4-4 (善光寺東隣 城山公園内)
TEL:026-232-0052
です。
昨年2015年は、善光寺の御開帳イヤーでしたのでめちゃこみの長野市でした。
2016年の今年は、御開帳はすでに終了していますので、混み具合は去年ほどではありませんでした。
長野県信濃美術館は、善光寺東隣 城山公園内ってあるよーに、まさに、善光寺のお隣です。
私は、土曜の午前11時ころに信濃美術館に着きましたが、美術館の駐車場はすでに満杯でした。
ただ、お隣の善光寺さまには巨大な駐車場があるので、午前11時でも満杯にはなっていませんでした。
私は善光寺西にある個人の駐車場に停めさせてもらいました(3時間で300円)。
歩いて長野県信濃美術館へ向かいます。
前売り券は持ってませんので、チケットを買います。
入館料はこんな感じ。
【入館料】
大人・大学生:1,200円/高校生以下無料
*団体1,100円(20名様以上)
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添い1名は無料
*東山魁夷館との共通料金1,500円(当日券のみ)
せっかく長野まで来たので、東山魁夷大先生の白い馬も観て帰ろうと思い、チケットを買いました。
会場内は撮影禁止ですので、写真はありません。
会場の内容は公式発表ではこんなです。
【イベント概要】
スタジオジブリは1985年の創立以来、数々のアニメーション作品を発表してきました。
その作品には、数多くの建造物が登場します。
本展覧会では、出発点となった『風の谷のナウシカ』から最新作の『思い出のマーニー』まで、
作品に登場する建造物の、背景画や美術ボード、美術設定といった制作資料を公開。
また代表的な建造物を立体で表現し、その設計の源に触れます。
本展覧会を入り口とし、人と密接な関係を持つ建物の魅力を伝えていきます。
入り口でもらった会場案内図です。
館内はけっこう広いです。
構成はこんな感じ。
【出品作品】
『風の谷のナウシカ』から『思い出のマーニー』まで、原画450点
立体作品(ジオラマ・ミニチュア模型・展示セット)
実際、
●借りぐらしのアリエッティの家のミニチュア。
●思い出のマーニーの大岩さんの家のミニチュア。
●アルプスの少女ハイジのアルムのじいさん家のミニチュアとその周辺のジオラマ。牛もいるし汽車も走ってます。
●魔女の宅急便のグーチョキパン店のミニチュア。
●天空の城のラピュタの鉱山のジオラマ。飛行石の青い光も見えます。
●崖の上のポニョの宗介の家のミニチュア。
●千と千尋の神隠しの油屋のミニチュアと呼ぶにはでかすぎる巨大ミニチュア。電車も走ります。
●となりのトトロのさつきとメイの家のミニチュア。「ススワタリ」も観察できます。
を見ることができました。
思い出のマーニーの湿っ地屋敷のミニチュアの展示はありませんでした。
また期待していた「ハウルの動く城」の立体展示はありませんでした。
ペパクラでも並べておけばいいのになあと個人的には思いました。
そんなこんなで、ハウルの立体造形はないものの見ごたえ十分な展示です。
第3会場となる「見えない手仕事2」の展示は、もう、建築マニアックです。
引き続き、東山魁夷館で大先生の白い馬シリーズをはじめとする絵画を鑑賞しました。東山魁夷先生は長野県出身者ではありませんが、長野県を第2の故郷と思い、お子様もいないので、自分の作品を長野県に寄贈したのだそうです。
そのコレクション収蔵のために建てられたのが東山魁夷館だそうです。
休憩できる空間もあります。
出口です。
ここまで来たなら、善光寺さまのお参りは必須です。
すぐ隣です。
お寺のなかにもジブリのポスター。
圧巻の寺院です。
真っ暗闇の空間を通り抜ける「胎内くぐり」はぜひ体験してみてください。
もう、ホントに観光地です。
満足の1日でした。
立体建造物展では、ジブリグッズの販売がありましたが、『ハウルの動く城ペーパークラフトbook』はありませんでした。
このタイミングで復刻しておけば、けっこう売れるだろうなと感じました。
ハウルのペーパークラフトは絶版ですが、レーザーカットのペーパークラフトは入手可能です。
このペーパークラフトのシリーズでは、ジブリ作品のいろんな建造物がペパクラ化されています。
こんな本もあります。
これはミニチュアではなく、ホンモノの家を建てるお話です。