「家を建てるときは瓦-かわら-3枚残す」という言葉があるように、
建物は完成した瞬間から崩壊が始まるといわれている。
我が講談社版ハウルの城も、脚の付け根のびらびらを貼り終え、
標準工程に従えば、あとは2つの十字架の製造とそれを本体に
貼り付ける作業を残すのみとなった。
陽明門の魔よけにならって、完全に完成させる前に、わき道にそれること
にする。
この夏公開されたエプソン版ハウルのデータを豫はダウンロードしてある。
これをこれから作る気はまだないが、このエプソンハウルには、講談社島崎
ハウルにはない、バケツや洗濯物が用意されている。
島崎ハウルはそれだけで完結したすばらしい作品であるので、それに別の
作品の部品を組み合わせるのは邪道のような気もするが、バケツと洗濯物は
個人的に捨てがたいので、追加させていただきます。
バケツはそのまま印刷し、糸で吊るす。
洗濯物はそのままでは大きすぎるので、1/4に縮小して
印刷し、糸に並べて吊るす。